皆さんは、パソコンを使用していて動作が重くなったり、遅くなったと感じることってないですか?
また、WEBページのコンテンツが何らかのエラーによって表示されなかったり、アップロードしたファイルが更新されないなどの不具合が発生したなんて経験がある人もいると思います。
実は、こういったパソコンの速度低下や不具合を起こす原因のひとつとして、パソコン内に不要なファイルや閲覧履歴などのデータが蓄積されていることがあげられます。
そんなデーター蓄積の解決策として有効なのが「ブラウザのキャッシュの削除」です。
キャッシュを削除することにより、これらが改善する場合があります。
そこで本日のテクチューブは、Windowsのブラウザごとにキャッシュを削除する方法を紹介していきます。
キャッシュとは
まずはじめに、キャッシュとは何か簡単に説明します。
キャッシュとは、WEBサイトにアクセスした際の「ウェブページの情報」を一時的に保存する仕組みです。
サイトを表示する際は、そのサイトのデータがダウンロードされるわけですが、テキスト情報や画像など、キャッシュという一時的に保存する仕組みがパソコン内にあることで、再表示のスピードが上がるというわけです。
このデータが溜まることで、パソコンが重かったり、遅くなったり、表示のエラーや不具合などを起こすことがあるというわけです。
また、WEBサイトを更新したのに最新情報が表示されない場合も、キャッシュが保存されていることが原因の場合がありますので、その際もキャッシュの削除は有効です。
では、順番にキャッシュの削除方法を確認していきましょう。
Internet Explorer
Internet Explorerでキャッシュを削除する方法は以下の通りです。
①ツールをクリックします。(画面右上の歯車のマーク、もしくは、ツールバーを設定されている方は、画面上のツール(T)をクリックします。
②クリック後、インターネットオプションをクリックします。
③「全般」タブ中の「閲覧の履歴」にあります「削除(D)」をクリックします。
④「問題の履歴の削除」の画面が表示されますので、「お気に入り Web サイトデータを保持する」以外にチェックを入れて、「削除」ボタンをクリックします。
⑤OKをクリックして完了です。
Microsoft Edge
Microsoft Edgeでキャッシュを削除する方法は以下の通りです。
①画面右上の「・・・」をクリックします。
②設定に関する項目が表示されますので、その中にある設定をクリックします。
③設定画面が表示されますので、画面左のメニューの中から「プライバシー、検索、サービス」をクリックします。
④クリック後、画面をスクロールして、閲覧データをクリアの項目にあります「クリアするデータの選択」をクリックします。
⑤「閲覧データをクリア」の画面が表示されますので、「時間の範囲」で削除する期間を指定して、「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れて、「今すぐクリア」ボタンをクリックして完了です。
Firefox
Firefoxでキャッシュを削除する方法は以下の通りです。
①画面右上の「三本線のマーク」をクリックし、プルダウンで表示さた項目の中の「設定」をクリックします。
②設定画面にうつりましたら、左メニューにあります「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。
③クリック後、画面をスクロールして、「履歴」の項目にあります「履歴の消去(S)」をクリックします。
④「最近の履歴の消去」の画面が表示されますので、消去する履歴の期間を指定して、履歴の項目にある、「表示したページとダウンロードの履歴(B)」、「キャッシュ(A)」にチェックをいれます。
⑤OKをクリックして完了です。
Chrome
Chromeでキャッシュを削除する方法は以下の通りです。
①画面右上のメニュー(3つの点、もしくは、三本線)をクリックします。
②「その他のツール」を選択し、「閲覧履歴を消去」をクリックします。
③「閲覧履歴データの削除」の画面が表示されますので、基本設定のタブにあります、期間で削除する期間を指定して、「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れます。
④「データを削除」のボタンをクリックして完了です。
まとめ
ブラウザごとのキャッシュを削除する方法を紹介してきました。
パソコンの動作が重くなったり、遅くなったと感じている方は、かなりデータが蓄積されている可能性があります。
WEBサイトのコンテンツが見れなかったり、ダウンロードファイルなどの不具合を発生する原因にもなりますので、キャッシュの削除をお試しくださいね。