最近はパソコンというとデスクトップよりもノートが主流になっていますよね。
ですが実は、ノートパソコンには致命的な欠点があります。
それは、姿勢が悪くなりやすい点です。
特にストレートネック、猫背、巻き肩、といった首回りの問題を抱えやすく、首周りの症状がひどくなると、神経にさわって、自律神経失調症やうつ病といった症状に発展することもあります。
自律神経失調症やうつ病は、精神的な問題(ストレスなど)が原因だと思われがちですが、実は元をたどれば体が先に限界を迎えていたというケースも多いことが知られています。
「痛い」「キツイ」という信号を体から受け取りながら日々を過ごすことは、精神的なストレスの蓄積に他なりません。
「デスクワークだし痛くても別にいいや!」などと思っている人は特に注意が必要です。
さて、なぜ、ノートパソコンだと姿勢が崩れやすいのか?と言いますと、最も大きな要因は、ディスプレイの位置にあります。
パソコンを操作する際の理想的な姿勢として次のような条件が挙げられます。
・背筋を伸ばした状態で、ディスプレイの上端が目線の高さにあること
・肘の角度が90度ほどであること
この両方が満たされている姿勢は、頭や腕といったパーツの重さを体幹で支えやすい状態になりやすいそうです。
では、ノートPCはどうか・・・というと、1つ目の条件である、「ディスプレイの上端が目線の高さにあること」が達成できませんよね。
背筋を伸ばした状態では、せいぜい、ディスプレイの上端は胸の高さくらいではないでしょうか。
そのディスプレイを覗き込む姿勢がどれだけ不自然なものか・・・
そして、その不自然な姿勢で、長時間パソコンを操作することが、どれだけ過酷なものかというのは、改めて見直す必要があると思います。
私が思うに、デスクワークは、ある意味では立派な肉体労働です。。
ところで、かくいう私もノートPCを使っていますが、次のような使い方で上記の問題をカバーしています。
・外部ディスプレイを使用する
・外部キーボードを使用する
ということで、普段はノートPCをデスクトップのように使っているわけです。
もうデスクトップで良くない?と、思われるでしょうが、たまにでも持ち出さないといけなくなる可能性を考えると、やっぱりノートなんですよね・・・
まぁ、持ち出す機会なんてほぼないんですけど・・・笑
ディスプレイは外付けのものにしてもまだ低かったので、机の上に雑誌を1冊おいて、その上にディスプレイを配置しています。
これなら、いざパソコンを持ち出さないといけなくなった時にも対応できますから、結構おススメです^^
なお、2つ目の「肘の角度が90度ほどであること」という条件については、机や椅子の高さで変えられますから、机・椅子選びというのもかなり重要になってきます。
机や椅子はネットで簡単に購入するのではなく、店頭でちゃんと座ってみて、できれば机とセットで購入するのがおススメです。
以上、ご参考になりましたら幸いです^^