今回の記事では、パソコンの選び方について、今後、悩まなくて済むような情報をお届けします!
5分程度で、どこを見てパソコンを買えばいいのか分かるようになりますから、興味のある方はぜひ最後までお読みください。
さて、私はかれこれ20年近く、WEB系の技術サポートをしております。
その中で、どんなパソコンを買えばいいですか?というお問い合わせを、軽く100回は頂いてきました。
そこで、今回は、用途ごとにどの程度のスペックが必要か、大まかな目安にはなりますがお届け致します!
スペック判断の基本
まず、パソコンを構成するもののなかで、スペックに特に大きく影響するものが2つあります。
・CPU
・メモリー
です。
CPUはIntel(インテル)あたりが有名ですが、いわゆるパソコンの脳みそです。
脳みその質が良いほど、計算速度が速くなる = 動作が快適になります。
ただ、いくら脳みそが良くても、それに耐えられるキャパシティが無ければ、すぐに熱を出して倒れてしまいます。
そのキャパシティがメモリーです。
イメージとしては、メモリーは作業範囲でCPUは作業速度だと思って頂くと良いでしょう。
凄く狭い机で作業するのと、広い机で作業するのとでは効率が変わってきますよね?
それと同じことがパソコンでも起こると思って下さい。
基本はこれだけ押さえておけば十分です!
では、具体的にどの程度のスペックが必要か見ていきます。
ちなみにmacは元々、映像処理に強いことで知られており、スペックで悩むことはそれほどないかなと思いますので、Windowsについて解説していきます。
動画や画像編集を行わない場合
動画や画像の編集というのは、かなりスペックを要する作業ですから、この有無によってパソコンの選び方がかなり変わってきます。
まずはこれらを伴わない場合。
必要なスペックは・・・
CPU:Intel Corei5以上
メモリー:8GB以上
となります。
金額的には6万円以上くらいが目安になります。
もっと安いパソコンはどうなの?
というところで言いますと、私としては、たとえ家庭用だとしても、これよりスペックの低いパソコンはおススメできません。
本当に速度が遅くても良いし、すぐ壊れても良いということであれば別ではあるのですけど・・・そんな人はいないと思います。
用途に耐えられないスペックのパソコンを買っても長持ちしません。。
先ほど言ったように、無理に使うと熱を発する機会が多くなるなどの理由で、ガタが来るのが早くなりがちです。
なので、せめて5~6万円以上で、上記のスペックを満たすものを選ぶのがおススメです。
また、ここ数年、HDDに代わる記録媒体としてSSDが出ていますが、HDDに比べるとまだ高いです。
また、SSDは確かに高速ではありますし、実際快適なのですけど、日々のパソコン作業に、そこまでの速度を求めない人はHDDで十分です。
特にCore i5くらいのパソコンでSSDをどうするか悩むなら、i7 + HDD にした方が体感速度は上がる場合が多いはずですよ。
ある程度の速度を求めるなら、優先順位的にはCPU→メモリー→SSD です。
あとは価格と相談になります。
ちなみにCPUの性能比較はこちらのサイトが便利です。
https://pcfreebook.com/article/450856544.html
これを見ると、同じ Core i5 でもグレードによってかなり性能に差があることが分かります。
パソコンを購入するときは、こういうサイトを見て、ちゃんと性能を確認するのがおススメです。
動画や画像編集を行う場合
動画・画像編集を行う場合には、特に動画処理に強いパソコンを選ぶ必要があります。
動画処理の性能に関わるものとしてグラフィックボードがありますが、スペックを追い求めると30万円とか40万円とか・・・あるいはもっと・・・という世界になっていきます。
仕事で本格的に使う人であればそれもアリですが、そういう人はこのあたり私より詳しいと思いますので、ここでは動画編集に興味はあるし、試しにやってみたいとか、YouTubeをやるためになるべく安くやりたいという人向けに書きたいと思います。
動画編集をする場合は、手ごろなゲーミング・パソコンがおススメです。
最低限のスペックとしては・・・
CPU:Core i7
メモリー:16GB
は、欲しいところです。
最近のお勧めはASUS(エイスース)というメーカーです。
ASUS Store(エイスース ストア) - Gamingノート
こちらは、上部メニューから「Gamingノート」を選択したページになります。
す。
このページに載っているものなら、大体どれを選んでもOKです。
メモリーは当然のように16GB積んでいるものがほとんどです。
中には8GBのものもありますので、このあたりを注意しながら、上記のCPU比較サイトでCPUの性能もチェックしつつ、後は価格と相談です。
ただ、このメーカー、パソコンにカメラが付いていないことがあるので、絶対にカメラが欲しいという人は注意が必要です。
とはいえ、カメラはあとから買い足しても2000円~で買えますから、あえてカメラを捨てて価格を取るという選択はアリです。
以上、簡単ではありますがパソコンのスペックについてお届け致しました。
ご参考になりましたら幸いです^^